公正取引協議会(チェック・アドバイス活動)
11月下旬、一般社団法人 自動車公正取引協議会二輪事業部(以下、公取協)より当組合店(数店)へ「チェック・アドバイス活動」の訪問依頼がありました。
「チェック・アドバイス活動」とは、会員店(公取協会員)に対する表示のルールの周知、店頭の表示状況の実態把握を行う事を目的として、実際にお店を訪問し、店頭表示のルールと適正表示についてアドバイスを行う活動です。
新車・中古車共に、店頭のバイクや広告に販売店が表示すべき項目が決められており、その表示項目が正しく表示されている事で、お店とお客様とのトラブルを未然に防ぐこともできます。
(例:接客時、口頭だけの説明で販売した車両について、販売後、商品の内容について「言った・言ってない」となる事例が多々有り)
今回、訪問した組合店へは予め訪問日をお知らせし、公取協の指導員とAJ京都理事が訪問致しました。
訪問先では、新車や中古車に付けられている様々な工夫凝らしたプライスカードが取付されており、その状況(掲載項目の内容)を確認し、その中で抜けている箇所を販売店にお知らせし、今後プライスカードに追加頂くよう指導員よりアドバイスを頂きました。
単なるプライスカードではなく、価格の事はもちろん、中古車であれば「エンジン・足回り・電気保安・車体・外装」他について車両の状況を詳しく記載された品質評価書付のプライスカードとなります。
お客様が今後「公正取引協議会の会員店」だから「安心してバイクを購入できる」と思って頂けるよう、また、公取協会員店がトラブル無く常なる営業ができますよう「チェック・アドバイス活動」は続きます。
公取協が指導する「プライスカード(品質用箇書付)」については、公取協ホームページにて最新情報をご覧頂けます。
http://www.aftc.or.jp/contents/mc/index.html
また、貴店のプライスカードが「きちんと表示されているか?」を一度、ご確認頂けますと幸いです。
今回、訪問させて頂きました組合店さま、ご協力ありがとうございました。
その後…今回、訪問させて頂きました加盟店さまからの報告で、「品質評価書付きのプライスカードにしてから、中古車がこれまでよりも売れるようになりました。
中古車の詳細が記載されている事と、販売員もその内容を再確認できる事でお客様に商品詳細を詳しく説明できた為だと思います。」と、嬉しいお話を聞く事ができました。